| おやぢの無謀な挑戦 | ||||||||||||||
| 自転車を買う時にいつかはツーリングに行きたいという夢がありました。 自転車を買ってから練習を積んでなんとか100kmくらいなら走れる自信が付いたので無謀にも仙台まで自転車で行ってみようという気持ちになりました。 こういう事は思った時に実行しないと結局は夢で終わってしまうので、ちょうど予定していた夏休みの前半を使って挑戦してみることにしました。 机上の計算では1日目は宇都宮、2日目に郡山、3日目に仙台に到着という感じでしたが、だんだん距離が伸びていく計算だったので一抹の不安はありましたが、とりあえず行き当たりばったりで何とかなるだろうという気持ちで出発することにしました。
8月30日(土) 前の日は大人気なくワクワクしてなかなか寝付けませんでした。5:30に起床し6:15に出発しました。 自宅からはいつもの治水橋に向かい荒川サイクリングロードに入りました。その後、太郎右衛門橋から川越-栗橋線に入りました。
とりあえず10kmごとに5分くらい休憩を取りながら、桶川、菖蒲町と進み国道125号線に出ます。このまま4号線を目指して走るのですが、歩道がないうえに隣を猛スピードでトラックが走って行くのでかなり恐怖を感じます。 なんとか利根川橋にたどり着き利根川を渡って茨城県に入ります。 古河市内を通過してしばらくすると、もう栃木県です。 ![]() 野木町のローソンで雲行きが怪しいので雨合羽を購入、ついでにフライドポテトを買って食べていたら、サイクリング中のお爺さんに声をかけられました。 お爺さん「どこまで行くの?」 私「仙台」と答えるとビックリしておりました。お爺さんは渡良瀬の遊水地をのんびり走るそうです。 自転車に乗り始めて感じるのですが、なかなか同年代の方とは会わず、だいたいが私より年上の方が多いことです。やはり私くらいの歳だと自転車なんか乗らずに車に乗るのかなぁ? ローソンを出発して栃木県の小山に入りました。この辺は神社が多く休憩するのにちょうど良いので利用させて頂きました。
急いでゴミ袋を出してリアにあるザックを包み防水し、さきほど買った雨合羽を着て雨の中を進んで行きます。 幸い気温がそんなに高くないので安物の雨合羽でもムレムレになることもなく助かりました。 今日は距離的にも余裕があったのでのんびり走行して14:30に宇都宮に到着しました。 今晩は携帯で予約した「チサンホテル宇都宮」です。場所は駅のまん前ですぐに解ったのですが、なんと自転車を置く場所がないとフロントマンは言う。 ホテルの前の道路に置けるとは言うけど駅前で人通りが激しい場所だし、やはり盗難も心配… なんとかならんか?と詰め寄ったところ、駅前にある公共の自転車置き場を紹介してくれました。 多少不安もありましたが、管理人もいるという事なのでそこに置くことにしました。 ホテルの部屋に入り、レーパンとTシャツ、靴下を洗濯し、シャワーを浴びて宇都宮の名物の餃子とビールの晩飯を食ったら心地良くなってしまい、部屋に戻ったら爆睡状態でした。 本日の走行距離 104.7km 最高速度 39.5km 平均速度 17.4km 走行時間 6時間00分57秒 8月31日(日) 昨晩爆睡したせいか朝5:30に目がさめました。 窓の外は小雨… 気分的に憂鬱ではありますが、進まなくていけません。自転車置き場が6:00に開くので6:00ちょい過ぎに行って、荷物を積み込み雨合羽を着込み出発です。 宇都宮市街を抜けて順調に進みます。途中で鬼怒川を渡り氏家に入ります。 ![]() 氏家を走っていたらリアからシュッシュッという聞きなれない音がしてきました。 んん?と思っているとペダルが重くなってきました。そうパンクです(泣) せっかっくパンクに強いというスペシャライズのヘミスファーというタイヤに交換してきたのに〜〜〜 ![]() パチンコ屋の軒先を借りてパンク修理をします。 今回は予備のチューブを持って来ていたので、ここでは修理せずにチューブ交換で済ますことにしました。こういう自転車は車輪を外すのが簡単なのでチューブ交換も結構簡単にできます。 ただ、手持ちの携帯ポンプで指定の空気圧まで入れるのが非常に大変でした。 パンク修理も終わり黒磯市内に入りました。黒磯市内で自転車屋があれば空気入れを借りようかと思ったのですが、なかなか見つかりません。結局町を抜けてしまいました。 黒磯を抜けると道のアップダウンは激しくなり、プラスして歩道がなくなり車道を走る機会が多くなり体力的にも精神的にも辛くなってきます。 「なんでこんなアホな事をやってるんだ?」「車で走ればあっと言う間じゃね〜か」などと邪念が浮かびますが、とにかくひたすらペダルを漕いでアップダウンの道を進んで行きました。正直泣きが入りそうになるほど辛かったです なんとか那須の難所を通過して福島県に白河に入りました。 セブンイレブンでサンドイッチとフランクフルトを食ってなんとか落ち着きました。 ![]() 福島に入るとアップダウンもなくなりましたが、すでに体力の限界…フラフラになりながら郡山市内に入りました。 郡山の宿もチサンホテルにしました。なんと一泊4300円! 今回は従業員用の駐輪場に置かせてもらい一安心。 部屋に入り、レーパン、Tシャツ、靴下を洗濯。 最後の力を振り絞ってパンクしたチューブの修理。 ![]()
パンク修理は100円ショップのパンク修理セットを使ったのですが、これでも十分治すことができました。 しかし、パンク修理なんて何年ぶりにやったのであろうか… チューブにガラス片が刺さっており、これが原因でした。 その後、シャワーを浴びてスッキリしましたが、さすがに外まで食べに行く気が起きずにホテルのレストランで済ますことにしました。 フロントで無料でくれた生ビール券を持ってホテル内の居酒屋へ、ちょうど晩酌セット(1980円)というのがあったのでこれを注文。 これにも生ビールが1杯ついているので、さきほどの無料券を使えば2杯飲めるとのこと。あまりお酒が飲めない私にはちょうど良い量でした。 つまみも、刺身、焼き魚、枝豆、カルビ焼、天ぷらが付いており大変満足なセットでありました。 しかし、今日の山越えで足はパンパン、果たして明日は走れるのか非常に不安だったのでマッサージを頼み足を重点的にマッサージしてもらいました。 マッサージが終わる頃にはほとんど気持ち良くて睡眠状態。結局このまま寝てしまいました。 非常に健康的な夜でありました。 本日の走行距離 120.68km 最高速度 34km 平均速度 15.3km 走行時間 7時間52分28秒 9月1日(月) 今日もまたまた小雨が降っている。 足も相変わらず重いし、こうなりゃ郡山でもう一泊するかなんて思いましたが、とりあえず行けるところまで行ってみようと重い腰を持ち上げて7:15に出発しました。 歩くのは辛いのですが、なぜか自転車のペダルを漕ぐ時は辛くありません。マッサージ効果か??? 二本松付近もアップダウンがあり格闘していると、前輪からシュ〜〜〜という嫌な音が…またまたパンクである。 ちょうどセブンイレブンと神社があったので、その広場の隅で修理開始です。 今回はチューブ交換ではなく、その場でパッチを当てて修理することにしました。 ちょうど神社のお清めの水が溜まっているところがあったので、そこで穴を発見しようかと思ったのですが、運悪く神社を掃除に来たと思われる地元のおじさんが登場。 さすがにその人の前でその水を使うと怒られそうなので、水を使わずに穴を見つけることにしました。 幸い穴もすぐに見つかりパッチを当てて修理完了。 今回は貫通パンクだったようです。
仙台に行くと行ったら福島と仙台の県境はアップダウンが多くてキツイよ〜なんて不吉なことを言っております。 那須とどっちが辛いか?と聞いてみると「そりゃ〜那須の方が辛いっぺ」と言う返事で少しばかり安心しました。 しかし、自転車で移動をしているといろいろな方に話かけられます。やはり自転車で荷物満載で走っていると興味を引くのかもしれませんね。 車の旅じゃなかなか地元の方とお話なんて機会はないのですが、自転車の旅はこういう機会が結構あって楽しいです。 パンク修理も終わり、二本松付近のアップダウン地帯も通過して福島市内に入りました。 ![]() 福島市内に入ったところで吉野家があったので牛丼の並と半熟玉子を食べて、なんとか消費したパワーを取り戻しました。 この辺からギアからキュルキュル音がするのに気がつきました。 さすがに雨の中の走行が多かったので油切れのようです。 幸いホームセンターがあったので、一番小さなCRC556を買おうかと思ったのですが、小さいのは750円、それに比べて普通のサイズは25%増量セールで 345円… 荷物を増やしたくないのですが、やはり値段に負けて徳用サイズを買ってしまいました… 注油してキュルキュル音も消えて、またまた快調に進んでいきます。 ![]() もうすぐ国見峠というところで宮城にお住まいの出熊さんからメールが。 「4号の国見峠はアップダウンが長いので349号線に行った方がいい」という内容でした。 ダイソーのショボイ地図で道を確認して広域農道から国道349号線に入ることにしました。 自転車の場合、道を間違えるとそのまま自分の体力消耗に繋がるので必死で確認します。しかしダイソーの地図は縮尺が小さすぎてなかなか距離感が わかりませんでした。 なんとか349号線に入る事ができました。歩道のない部分が多いですが、車の量が格段に少ないし、なによりも阿武隈川沿いで景色が良いので気持ち良く進めます。
そしていよいよ宮城県に突入しました。
![]() 阿武隈川が残念ながら雨で濁っておりましたが、なかなか雰囲気の良い川でした。 舟での観光川下りでも有名のようです。 ![]() 349号線で丸森を抜けて角田市にはいりました。 なんとなく意味はわかるんですが、方言で書かれた看板がありました。う〜ん東北って感じですね 角田の先で4号線に再び合流して仙台を目指します。349号線を経由した関係で距離が10kmくらいプラスされてしまいましたが、あと26kmです。 このあたらりから今回最大の雨模様になりました。ほとんど土砂降り状態です… でもここまで来たら仙台に行くしかないので黙々と進みます。 そして雨も小降りになった頃仙台市街に入ることができました。 ![]() そして市街地の仙台駅という看板を頼りに遂に仙台に到着しました。 ちょうどサラリーマンの帰宅時間と当たり、歩道はメチャ混みでしたがなんとか写真が撮れる場所まで移動して写真撮影をしました。 ![]() ほんとは、ここでビールで乾杯といきたかったのですが、さすがにこんな場所でビールを飲んで、なおかつ荷物満載の自転車なんぞに乗っているとホームレスと勘違いされそうなので、ここでの乾杯はヤメにしました。 仙台の宿は出熊さんに紹介してもらった「いこい荘」です。しかし、東北大学病院のそばという記憶しかなく不安です。 とりあえず東北大学病院を探しますが、なかなか見つかりません。そのうちまたまた雨も降ってきてしまいました。なんとか早く宿に到着したいと気ばかり焦ります。 ニ日町という所でファミリーマートがあり、やむにやまれず仙台の市内地図を購入しました。 店の外で地図を確認したら、なんと宿はそのファミリーマートのすぐそばでありました…トホホ 2日連続でホテルだったので久々の和室で落ち着きます。到着時間が読めなかったので晩飯はお願いしていなかったので仕方なく雨の中外に出ました。 歩くのも辛いので近場の定食屋で簡単に済ませ、部屋に戻って風呂に入り改めてビールを飲みながら次回は仙台〜盛岡だなぁなんて思いながら一人達成感にしたっておりました。 でも、21時過ぎには夢の世界に突入しておりました。国分町を目前にしておきながら無念… 本日の走行距離 139.02km 最高速度 40.5km 平均速度 15.7km 走行時間 8時間48分30秒 9月2日(火) 今日はもう帰るだけなので宿で朝食をゆっくり取り荷物を整理します。 いやぁ〜、ここの宿は朝飯もウマイし部屋も綺麗だし安いので結構良かったです。今度は自慢の晩飯も食ってみたいと思いました。 ![]() 宿を出発して宅急便の営業所に向かいます。昨日、宿の場所を探している時に確認してあったのですんなり営業所に到着しました。 ここで一番大きな箱を購入して不要な荷物&リアキャリアを家に送ってしまいます。 こういう時って宅急便って便利ですね。 荷物も送り、身軽になったので仙台を少し走ってみることにしました。とりあえず仙台と言えば青葉城だろうということで向かいましたが、これが結構山の上にあって辛い… 今回の旅の中で一番急坂だったかもしれない… 結局、自転車を押して上がりました。 ![]() ![]() ![]() 残念ながら雲っていてあまり見えませんが、青葉城址から仙台市内を見たところです。 さすがに、この坂道で力を使い果たしてしまったので、このまま仙台駅に向かうことにしました。 仙台駅で初めての輪行をします。 自転車の前輪、後輪を外し、輪行袋に入れます。書くと簡単ですが慣れていなかったので20分くらいかかりました。 自転車と格闘していたら、なんとFDOCのフリーダムさんと偶然お会いしました。ちょうど仕事で仙台に来たところだったようです。 まさかあんな場所で会うなんてビックリでした。 ![]() なんとか自転車を袋に詰め込み、新幹線の切符売り場に向かいます。 みどりの窓口で「大きな荷物があるんで車両の後端で大宮まで行く列車」と言い切符を購入。約9800円也。 自転車をかついで改札を通り駅弁を買って乗車。幸い仙台の次は大宮で空いていたので自転車はデッキに置くことにしました。 弁当を食って、ちょっとウトウトしたらもう大宮到着… 1時間18分… 苦労して行った3日の距離が1時間ちょいで10000円弱。 途中の宿代を考えるとほぼ同じ。 こう考えるとホテル等で泊まっていく自転車の旅は結構贅沢な旅なのかもと思いました。 大宮駅で自転車を組み立てて無事帰着しました。しかし関東は暑かった… 家に帰りそのまま近所のスーパー銭湯に行って疲れを癒しました。 そうそう、なぜか体重が増えていました。これ、結構ショックです 本日の走行距離 24.0km 最高速度 36.5km 平均速度 10.6km 走行時間 2時間14分46秒 旅を振り返ってあれこれ 荷物は極力少なく。宿に泊まるなら洗濯できるので衣類も最小限で。重さがそのまま体力消耗に繋がります 地図はそこそこ良いものを。ツーリングマップルが良いかと思います。ダイソーの地図じゃ駄目なのだ フロントバックは地図が入れられる物が良い。私のは地図が入れられないタイプなので面倒でした。 チューブはできれば2本持参。パンクが続くと不安になります。2本あれば少しは安心かな 雨の走行時は泥はねが最悪。トラック等の泥はねが気分的にも最悪でした。歩道がない時はそれこそ水攻め地獄… 携帯ポンプは体重をかけて入れられるタイプの方がベスト。手の力だけで入れるタイプは疲れます。 MTBでツーリングならスリックタイヤへ。ブロックタイヤだと疲れが倍増します。 ロングツーリングならレーパンは必須。パット入りのレーパンは尻の痛みをかなり軽減しますので必須だと思います。 |
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| 総走行距離 388.48km |
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